Googleビジネスプロフィールの公開停止と回復までの経過報告

ある日突然「お客様のビジネス プロフィールが停止されました」のメールを受信しました。直ちに再公開されるように、回復の手続きを取りましたので、その顛末をまとめておきます。

具体的な理由もなく一方的な停止

その日は、2022年5月13日(金) 9:59amでした。週末の忙しい日で、仕事関連のメールをたくさん処理していました。件名から緊急性を察知するも、こういう事はいつか起こるだろうと覚悟はできていたのです。「もちのろん」でガイドラインを細かくチェックしています。

Googleからのメール本文

IKOMA360のGoogleビジネスプロフィールは、不審なアクティビティが発生しているとの報告があったため、停止したとのこと。しかしながら、過去半年で「特別営業時間」以外の編集を行っていません。

理由に注目してください。具体的なガイドライン違反の指摘はありません。誰からの「報告」についても、当然ながら言及されませんし、公開もされません。問いただしても無駄なのです。したがって、以下は当方の推測です。

※ビジネスプロフィールのヘルプ・コミュニティで同様な事案が散見されます。
同コミュニティでは、☆５の多い（のみの）ビジネスは怪しいとする乱暴な意見もあります。一方的な決めつけと偏見によるもので、エキスパートの肩書に騙されないようにしてください。IKOMA360のビジネスに頂戴した「クチコミ」は、今回の停止措置と解除のプロセスで、その正当性が証明された次第です。

Googleビジネスプロフィールを停止された場合の回復手続き

2022年5月20日(金) 12:57 停止措置を解き、再公開した旨のメールを受領しました。

回復した旨の回答メール

上掲のメール受領から暫くすると、グーグルマップとグーグル検索で表示できるようになりました。クチコミは即時再公開、写真は少し遅れて再掲載となりました。

回復手続きの流れ

検索結果ページ(2022.5.13)

停止メールを受領後にグーグル検索で確認すると、画面右側のナレッジパネル部分は、真っ白な「空白」となっていました。公式ブログやFacebookページなどの検索結果に影響しないようです。いわゆる「グーグル八分」は免れたらしい。

回復フォームを利用する

ビジネスプロフィール・ヘルプページ

メール本文にある「プロフィールの審査をお申し込み」のリンクから「回復フォーム」のページへ案内される。

フォーム表示のハードルを越える

回復リクエスト・フォーム

上記8項目の選択肢に対して回答を行うと、下部に「回復リクエスト」のフォームを表示する仕組み。最初の質問に「はい」を入れると表示しません。
※何度も「フォーム」を送信するのは、逆効果を生む「愚の骨頂」だが、無駄に凸するア〇を弾く目的と思われる。

管理方法の確認

回復リクエスト・フォーム

Googleマイビジネスからビジネスプロフィールへと名称変更され、スマホ・アプリのGoogle My Business（iOS/Android両対応）は廃止となりました。変更後に登録したビジネスでは、アプリの提供はなくGoogle検索、またはGoogle Mapsで編集・管理を行います。IKOMA360は、旧来のビジネスプロフィール・マネージャーにて管理しています。

※直接編集の場合は、ビジネスプロフィールIDを入力する必要があります。

追加情報

Googleビジネスプロフィールのコンテンツガイドラインによると、「すべて大文字の表記（頭字語を除く）と不必要なスペース」をビジネス名に使用することはできません。

今回の停止措置と直接の関係はないと考えます（指摘もされていないし、登録申請時も許可されている）。しかしながら、この意味不明なガイドラインは、Facebook Businessでも採用されています。英語圏の「こだわり」なのかもしれませんね。あっさりと従いましょう。
※Facebookでは登録時のチェックで拒否するシステムです。

回復までの期間

Streetview Trusted Help Page

申請から１週間後に停止を解かれました。その間の進捗状況は、ヘルプセンターで確認可能です。
※フォームに対する返信は英文(English)で届く。

ビジネス・プロフィール・マネージャー

管理画面を開くと登録していた商品が「不承認」となっていました。理由は分かりません。もっとも、この機能は「サービス」で置き替え可能です。また、重複していたとも考えられるでしょう。

追記 2022.06.20

商品も無事に承認。

結論：Conclusion

IKOMA360のビジネスプロフィールに「クチコミ」を投稿頂いた御利用者の皆さまに、深く感謝申し上げます。短期間とは言え「公開停止」となった事態を重大と受け止めております。二度と繰り返さないため、スキのないビジネス運営と、誠実な対応を心がけて参ります。

撮影機材：SONY ZV-E10 on Nishinosawa Panohead

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投稿日 Issue date; 2022.05.22