100円ショップで入手可能なVRゴーグルで、簡単バーチャル・リアリティの楽しみ方、利用方法を紹介します。
2020年初頭から蔓延した新型コロナウィルスの影響により、人々の暮らしに大きな影響と変革をもたらしました。営業自粛や緊急事態宣言による「移動の制限」は、経済に大打撃となったばかりでなく、人に本来備わっている知的好奇心「世界を見たい」と言う欲求を束縛する原因となっています。
Panoramanは、簡単&自由にパノラマ写真をシェアすることができるプラットフォームです。
バーチャル・ツアー(仮想現実)の需要は高まる一方です。ウェブを通じて「見せたい・見たい」と言う要求に対して、パノラマン(panoraman.jp)のような新サービス登場は、需要と供給のバランス均衡に寄与することでしょう。
コチラの直リンクをサファリ(Safari/iPhone)やクローム(Chrome/Android)などのモバイル・ブラウザで開いてください。後述するVRゴーグルで「まるでそこにいる as if you were there...」かのように楽しめます。
グーグルフォト・アプリで簡単VR体験!
ストリートビュー・アプリの「VRビュー」機能は、*1)認定制度刷新の一環として廃止されました。(2021年3月現在)
グーグルフォト・アプリは、スマホのカメラで撮影した画像などを管理・閲覧・編集するためのアプリです。iPhoneの写真アプリで対応しない360度写真(Photosphere)をぐるぐる回して楽しめる上に、簡易的なVRゴーグルなどをスマホに取り付けて、バーチャル・リアリティを手軽に体験可能なアプリです。※Android搭載のスマホは、プリインストールされています。iPhoneの場合は上記リンクからインストール(無料)してください。
フォトアルバムで複数の写真をシェアすることも可能。
グーグルフォト・アプリの使い方
AIによる画像認識と多彩な編集ツールを提供するグーグルフォト
簡易的なVRゴーグルは、100円ショップのセリアやCan☆Do(キャンドゥ)などで入手可能です。お手軽にバーチャル・リアリィティ(VR)を楽しみましょう。
グーグルフォトでのVR閲覧手順
Step.1
「フォト」タブでは、スマホ内の画像を読み込んで日別に表示します。360°写真は、右上隅にぐるっと回る矢印で区別します。※スマホ内に保存されていない画像は、右下隅にクラウド・マークを表示。
Step.2
360°写真をタップすると、画面中央に画像の全体(2:1 比正距円筒図 Equirectangular)と、上部に「360°写真」と表示されます。
Step.3
さらにタップすると全画面表示となり、ドラッグで画像を好きな方向に回転させて楽しめます。左下隅のコンパス・アイコンをタップすると、ジャイロセンサーに合わせた自動回転に切り替えて楽しめます。
Step.4
Step.3で右下隅のVRビュー・ボタンをタップすると、上記のような画面に切り替わります。そこで、スマホを横向きに持ち替えて見ましょう。
Step.5
二画面ビュー(VRビュー)を表示したら、VRゴーグルを装着。「まるでそこに居るかのうような」仮想現実の世界をお楽しみください。
機種変更などで不要になったスマホを施設内部の下見に使えます。そのほか、客先でのプレゼンや、関連施設の紹介など。様々に活用可能です。
コロナ禍で急速にVR化が進む
通常VRゴーグルは、搭載されている*2)「近接センサー」で頭部の動きを正確に分析するそうです。
安価なVRゴーグルが売られる一方で、高機能なヘッドマウントディスプレイ(HMD)を前提にしたVRコンテンツが急増。ガッツリとバーチャル体験したい場合は必要でも、手軽さは損なわれます。ビジネス・ツールとして活用する場合は、大きさや重さ、装着手順等の操作性も重要です。
「百聞は一見に如かず」
回りくどい説明よりも、サッとスマホにVRゴーグルを装着して、「はいコレ、どうぞ」ですべてが伝わります。もう少し没入感を高めたい場合は、段ボール製の「VRゴーグル」もありでしょう。アマゾン等で検索すると1,000円~入手可能です。※100円ショップのVRゴーグルでも十分な役目を果たします。
ビジネスマン必携!コンパクトに収納できる上、フリップの効果で没入感を損ないません。
安価な組み立て式で素材は段ボール。アメニティ・グッズとして、お店のロゴ入りで配布するなど、ちょっとした宣伝にも使えます。
LINEトークでシェアしよう!
iPhoneでは、Air Dropで受け取った360°写真をぐるぐる回せません。そんな悩みを一発解決。LINEのトークで通常の写真同様にカメラロールからシェアしましょう。写真上の「360°マーク」を2回タップすると、スマホの動きに合わせて視点移動。※360°写真をシェアする際「360°マークを2回タップしてね」のメッセージをお忘れなく!
必ずLINEアプリを先に起動して、写真マークから選択してください。※写真アプリからシェアすると、ぐるぐる回らない場合があります。
YouTubeでVRビュー
スマホユーザーの多くが使うYouTubeアプリでも同様にVRを体験可能です。追加オプションにて「VR動画」の作成を承ります。詳しくはお問い合わせください。※スマホ版のYouTubeアプリで二画面ビューに切り替え可能
ストリートビュー以外にも使える360°写真
#thetamtg2020 THETA公式オフ会大阪会場(2020.02)
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「屋内版Googleストリートビュー特別プラン」では、SNS(特にFacebook)への投稿画像として、スタッフの集合写真などを記念に撮影しています。画像はグーグルフォトのアルバムでご提供しますので、VRゴーグルを準備する以外に追加の手間はありません。※状況により撮影できない場合もあります。
お問い合わせ、お申し込み、お待ち申し上げ候。
関連情報:
- *1) ストリートビュー認定フォトグラファー制度刷新に基づく変更
- *2) RSコンポーネンツ様は、Raspberry Pi正規総代理店です。